行事紹介
令和4年4月3日、板橋学生寮で卒入寮式が執り行われました。今年は、第62期生4名が卒寮し、第66期生として3名が入寮しました。式典では理事長先生や同窓会長からお祝いの言葉をいただきました。祝賀会では、卒寮生が寮での思い出や社会に出てからの抱負を、入寮生がこれからの寮生活や大学生活での抱負を述べ、式は滞りなく終了しました。
理事長先生より、卒寮生に向けて「皆さんがこの寮で過ごされた時間は皆さんの一生で考えると短い時間であったかもしれませんが、大人になる過程の多感な時期を、親元を離れ1人上京して、出身地も通う大学も学ぶ学問も違う寮生と共に過ごした経験は皆さんの大きな財産になると思っています。」との祝辞を、また卒寮生が入会する松尾育英会同窓会の素晴らしさについて話してくださいました。また、新入寮生に向けて、育英会学生寮について「本来この寮規寮則というものは皆さんを管理監督するような物ではなく、皆さんが規律のある規則正しい生活を促して勉強に専念できる環境を作るためのもの」と触れ、「皆さんが書かれた論文や面接の日に話されたことを私はしっかりと覚えていて、その信頼を皆さんが裏切らないように、しっかりと自分達が何をするためにこの寮に入ったかということを忘れないで、4年後には3人揃って立派な成長した姿で、卒寮していってくださることを希望しています。」と応援の祝辞を頂きました。
同窓会長より、「文理融合による基本的なリテラシーは現代風の読み書き算盤であるが、それを是非身につけて多様化する課題への挑戦ツールにすること、多様性とグローバル化に適応できるような経験を積み能力をつけること、哲学のすすめあるいは科学方法論のすすめ、これら3つのことを特に新入寮生に期待したい、また大学院に進まれる方も思い返して、研鑽していただきたい」とご自身の学生時代や海外研修時のご経験、現在の学問情勢や世界情勢を踏まえ、新入寮生・卒寮生への祝辞をいただきました。
加えまして、在寮生を代表してW君が卒寮生・新入寮生に歓送迎の辞を述べ、卒寮生を代表してT君が、新入寮生を代表してS君が答辞を述べました。
また事務局長並びに、卒寮生の保護者を代表してB君のお母様よりお言葉をいただきました。