行事紹介
10月22日から23日にかけて秋旅行を実施しました。今年度は富士山周辺の観光で、理事長先生、寮長先生をはじめとして、育英会本部の大田さんと松尾さん、寮監先生、寮生18名の総計23名で赴く事となりました。
1日目は河口湖周辺を巡りました。富士の溶岩焼きに舌鼓を打った後、まず猿回しを鑑賞しました。普段は見る機会がないだけあり、数々のアクロバティックな技にハラハラさせられながらも驚かされました。
次は河口湖美術館です。湖畔のモダニズム建築はそれだけで美しく、中では婦人画に魅了されました。河口湖ロープウェイと天上山展望台では秋晴れに恵まれ、湖だけでなく富士山をまるまる拝むことができ、その優美さに胸を打たれました。富士山を初めて間近に見た寮生も少なくなく、遠くは奈良時代から親しまれてきた壮大な風景を心行くまで楽しみました。
宿泊先のフジプレミアムリゾートさんで料理と花火を楽しんだのちは、各々部屋でくつろいだり、名産品である甲州ワインを味わったりなどして過ごしました。理事長先生、寮長先生と寮生が1つのテーブルを囲み歓談するシーンもあり、大変和やかでした。
2日目は忍野八海からスタートです。それこそ透明で澄んだ水があちこちで湧き出しており、大自然の偉大さを実感しました。その次は桔梗屋さん(本店工場)で信玄餅の詰め放題&工場見学をしました。詰め放題では22個も詰め込んだ寮生もおり、お菓子屋に似つかわしくない盛り上がりようでした。その後笛吹で山梨の郷土料理である「ほうとう」を頂き、最後はその足でブドウ狩りへ。朝から山梨グルメを堪能するばかりでお腹いっぱいでしたが、もぎたてのブドウはみずみずしくて甘く、どんどん口に運んでしまいました。
振り返ると、まさに富士山の大自然とグルメを堪能し尽くした旅であり、疲れを忘れるほど楽しい旅行でした。参加者全員とも日常から離れてリフレッシュすることができたのではないでしょうか。その上、寮生間のみならず育英会本部と寮生の関係も深めることができ、大変素晴らしい秋旅行になりました。世の中が落ち着き、来年度も差し障りなく行われることを祈るばかりです。