年号 | 月 | 歴史 |
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昭和32年 | 1月 | 設立 |
4月 | 茅ヶ崎仮学生寮に第一期育英生11名入寮 | |
昭和33年 | 4月 | 旧板橋学生寮完成 |
昭和36年 | 3月 | 第一期育英生卒寮 |
昭和42年 | 3月 | 創立10周年記念行事実施 |
昭和52年 | 3月 | 創立20周年記念行事実施 |
昭和59年 | 1月 | 創始者松尾國三初代理事長逝去 |
1月 | 第二代理事長に松尾波儔江就任 | |
昭和62年 | 4月 | 創立30周年記念行事実施 |
平成2年 | 4月 | 旧板橋学生寮改築工事のため杉並仮学生寮に移転 |
11月 | 留学育英生受入開始(第34期生) | |
平成3年 | 6月 | 現板橋学生寮完成 |
11月 | 松尾波儔江第二代理事長逝去 | |
平成4年 | 1月 | 松尾日出子第三代理事長就任 |
平成6年 | 12月 | 大韓民国学生部表彰を受賞 |
平成9年 | 4月 | 創立40周年記念行事実施 |
平成12年 | 3月 | 板橋学生寮改修工事実施 |
平成15年 | 11月 | 大学院及び海外留学育英生に対する学資金等貸与制度制定 |
平成16年 | 12月 | 松尾育英会関係規定改訂 |
平成18年 | 4月 | 創立50周年記念行事実施 |
平成23年 | 7月 | 板橋学生寮改修工事実施 |
平成24年 | 4月 | 公益財団法人へ移行 |
平成27年 | 11月 | 松尾日出子第三代理事長退任 |
11月 | 松尾國之第四代理事長就任 | |
平成29年 | 4月 | 創立60周年記念行事実施 |
財団の設立者松尾國三は、旅回りの役者から身をおこして16歳で興行師として独立。戦前から歌舞伎の地方興行などを通じて松竹(株)と関係をもち、戦後にはいると日本ドリーム観光(株)の経営にあたった。そのほか、市川猿之助一座の中国歌舞伎公演、日米修好百年祭の歌舞伎渡米公演を手がけて国際的にも活躍するなど、興行界の立志伝中の人物である。
松尾波儔江は、名子役から中山延見子(後年、市松延見子と改名)の芸名で一座をもつ人気女役者となり、國三と結婚後も共に海外公演や各事業で活躍。85歳の時「今の子供達に歌舞伎を通して日本人の心を教えよう」と、入会金・月謝不要の松尾塾を開塾し、芸能界には何の関係もない関西の一般家庭の青少年男女を育成。子供歌舞伎の作・演出・演技指導に情熱を注いだ。