行事紹介

平成27年度成人式

新年を迎え、小春日和の1月9日、松尾育英会板橋学生寮にて成人式が行われました。理事長先生、大野木評議員、立川同窓会長をはじめとする育英会事務局・同窓会の皆様の参列の下、本年成人を迎える58期の小泉君、高木君、豊原君、林君の計四名の門出を祝しました。

式典では、理事長先生から新成人への祝辞として、「大きな夢を持ち、困難なことがあっても決して諦めることなく、夢に向かって進み続けてほしい。」「実現するためにもがき苦しむ経験が大きな力となって支えてくれる。」ということを、初代理事長の松尾國三先生のお話を交えながら、ご教示いただきました。 立川同窓会長からは、「ぜひ参政権を活用してほしい。」「権利と隣り合わせにある種々の義務についても目を向け、社会における役割をきちんと果たすように。」とのご祝辞をいただきました 。

在寮生代表の五十七期宮崎君は、新成人を迎えた四名の先輩として、「選挙権の行使をしっかりと考えてほしい。」「多くの困難に直面した時には、その壁を乗り越えるべく試行錯誤し、新たな世界を切り拓いていってほしい。」と、自身の高校時代の校長先生のお言葉を引用しながら激励の言葉を述べました。  新成人代表の小泉君は、式典の開催に対し感謝の意を述べた後、「親や教師による管理から自己管理・自立への最終段階として、日々努力していきたい。」「周囲の支えを享受していることを忘れず、感謝と尊敬の心を持ち、成人として歩んでいきたい。」と、成人としての今後の生き方について決意を述べました。

式典後の祝賀会では、賄いの皆さんと寮母さんが用意してくださった美味しい料理をいただいて、しばらくの歓談ののち、新成人が一人ずつ今後に向けた抱負を述べ、決意を新たにしました。  新成人者は、成人式を通して、自らの将来について考え直す良い機会を得ることができ、本成人式を通じていただいた数々のお言葉を、今後に活かしていくことと思います。